祇陀寺「寺だより」

涅槃会のご案内




(大きな図pdfを見る)

苦行6年、枯木のようにやせ衰えながら、なお解脱(げだつ)を得られないお釈迦さまが、山を出て金剛座(こんごうざ)に赴こうとして歩む苦悩の姿です。




成道会


お飯台




ご案内




12月8日はお釈迦さまがお悟りを開かれた

ことをお祝いする行事が成道会です。

盛岡の冬は寒いので、約ひと月早めて

祇陀寺では11月9日に行います。

6年間の苦行を偲んで「出山の釈迦図」を

壇上に掲げ、粟粥を供えて法要を行います。

仏伝によりますと、

お釈迦さまは、出家されてから、

当時のインドの修行者たちが行っていた

苦行を6年間も体験されましたが、

それは結局、無益なことであると悟られ、

その苦行を捨てられました。

そして、河で沐浴され、

村娘スジャータの捧げた乳粥を食べられ、

体力を回復されたのち、菩提樹の下で、

坐禅をして瞑想三昧に入られ、

12月8日の未明に

大悟されたといわれています。

 お釈迦さまが、人生の苦悩を解脱され、

悟りを開かれたその悟りの内容が

仏教の根本思想です。

それが、いわゆる「縁起説」です。

縁起とは「よって起きること」、

つまり、この世のすべての現象は、

無数の原因や条件(縁)が

相互に関係し合っていて、

そのものだけで成り立ち存在しているものは

何一つないということです。

 また、この世のあらゆるものは、

生滅無常であり、変化するものですから、

それに心がとらわれなければ、

真実の自己を見失った迷いの世界や、

苦の生活はなくなるということです。

 曹洞宗ではこのお釈迦様のお悟りを讃え、

また実践するために、

12月1日から8日までの期間「接心会」という集中的な坐禅修行が

各地の修行道場などで行われます。



2024年11月9日(土)

午前10時〜

於:祇陀寺本堂



当日の行事に参加される方は

新型コロナウイルス感染拡大防止に

ご協力ください

マスクの着用、手指の消毒

三密を避け

大きな声での会話をひかえてください


感染症予防についてはこちらをご覧ください。




【成道会次第】



東日本大震災

物故者追悼・復興祈願法要


成道会法要


檀信徒総回向(先祖供養)


法話


フルートとピアノのコンサート


新型コロナウイルス

感染拡大防止のため

お飯台(昼食の場)は

中止致します





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導師をつとめる祇陀寺住職

檀信徒総回向でのお焼香


高金寺住職 大松博典老師

説教師、紫波の高金寺住職大松博典老師に今年のお飯台の法話もお願いしています。
高校の教諭、曹洞宗の布教師という肩書も持ち、豊富な知識とユーモアで仏教を分かり易く説いてくださいます。
高金寺は祇陀寺の法類で、先代の住職は祇陀寺でも修行されたようです。



コンサートでは住職がフルートを演奏します。


いつも真面目な真面目なピアニスト、斎藤久実子さん。


この人のソフトヴォイスで癒されます。MCの牧野昌子さん。